スイング指導法

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コンバインドプレーン理論

  • 1.段階的なスイング指導について
  • 2.「コンバインドプレーン」理論に基づくスイング構築法

1.段階的なスイング指導について

ゴルフには様々な楽しみ方があります。例えば、青空の下で行うのびのびとしたプレー、運動の後の食事やお風呂、スコアの向上と競技への参加などです。また、楽しみとは別にコミュニケーション能力向上やルール遵守の精神、マナー尊重の姿勢など教育の一環にも用いられます。このように、ゴルフをすることの目的は各自で異なります。しかし、現在のゴルフ指導では「初心者のための」は名ばかりで万人が上級者、特にプロゴルファーの練習をまねることが最良とされています。確かに基本的なスイング理論は一つでしょう。しかし、スイング構築の段階では個人個人のレベルに応じて許容範囲が異なっていいはずです。かけ離れた目標に向かって黙々を練習できる人、時間を費やせる人はそれほど多くありません。そこで、コンバインドプレーン理論では、スイングプレーンの精度を高めていくという視点に立ち、ちょっと先の目標を達成しながら徐々に上手くなっていける豊富な積み上げ式の練習メニューを用意しました。この段階的指導法は、過去の2000人以上のスイング指導カルテの統計をもとに確立されたもので、どのプレーヤーのレベルにも合わせられるような10段階に分かれた600種類以上の練習メニューを保有しています。コンバインドプレーン理論に基づくゴルフスイングの構築では、この方法を駆使することによってすべてのレベルのプレーヤーにゴルフの練習そのものを楽しんでいただきたいと考えています。

コンバインドプレーン理論に基づく10段階のスイング指導法
コンバインドプレーン形成のための基礎とパターの基礎 スターティンググリップ、スターティングアドレス、5つの基本スイング、基本的な回転と腕の動き、基本的なパターの打ち方の習得。
形を通したフォーム作り ①バックスイングの回転 | ②バックスイングの腕の動き | ③ダウンスイングの回転 | ④ダウンスイングの腕の動き | ⑤フォロースルーの回転 | ⑥フォロースルーの腕の動き、という6局面の形を重視したスイングフォームの習得。
力の使い方を通したフォーム作り ①バックスイングの回転 | ②バックスイングの腕の動き | ③ダウンスイングの回転 | ④ダウンスイングの腕の動き | ⑤フォロースルーの回転 | ⑥フォロースルーの腕の動き、という6局面の力の使い方を重視したスイングフォームの習得。
スイングに必要な基本的運動感覚 スイング基本6感(①回転感覚 | ②振り抜き方向感覚 | ③振り下ろし方向感覚 | ④振り上げ方向感覚 | ⑤ボールセット感覚 | ⑥斜面定位感覚)の習得。
スイングのスピードアップ&基本的アプローチ&ロングパット打ち方 ゴルフスイングを使ったパワートレーニング及び基本的アプローチとロングパットの打ち方の習得。
スイングメカニズムを通した各部の動き ①理想的バックスイング回転 | ②腕の過緊張の削除 | ③スイング中の理想的な右腕の使い方 | ④スイング中の理想的な左腕の使い方 | ⑤バックスイング反動による重心移動 | ⑥理想的フォロースルー回転 | ⑦理想的スイングリズム、という7つの項目の習得。
スイングパワーアップ2&コース状況に対応するアプローチ&ショートパットの打ち方 ゴルフスイングを使ったより高度なパワートレーニング及びコース状況に対応するアプローチとショートパットの打ち方の習得。
上級者に必要なスイング感覚 スイング7感(①水平回転感覚 | ②移動回転感覚 | ③振り上げ位置感覚 | ④オンプレーンダウンスイング感覚 | ⑤回転深度感覚 | ⑥肘感覚 | ⑦スイング速度感覚)を通して個人々のスイング特性を確認。
寄せるアプローチ&ミドルパット ピッチエンドラン、ピッチショット、ランニングアプローチ、様々なバンカーショット、ミドルパットの打ち方の習得。
ショット能力の向上 個人のスイング特性を通した①スイング管理法の習得 | ②持ち球作り | ③ストレートボール作り | ④ビットウィーンクラブの打ち方の習得 | ⑤ショットの方向性の向上 | ⑥スイング安定性向上 | ⑦スイング耐久性向上
これらの練習段階は誰もがレベル1からやることはなく、経験者は今どのようなスイングを行っていて何が不足なのかを見分けてそれを補う方式やプレーヤー自身が望む項目を重点的に練習することも可能です。
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